GPAYペイメントゲートウェイ:インドの決済プラットフォームUPIが1億ユーザーを達成、国際展開の準備へ
インドの銀行21行のコンソーシアムであるNational Payments Corporation of India (NPCI)は最近、Unified Payments Interface (UPI)のユーザー数が1億人を突破したと発表し、国際市場への進出を準備している。アラブ首長国連邦(UAE)やシンガポールなどの国々がUPIの採用を検討している。
インドの非営利団体であるNPCIは、2016年にUPIシステムを立ち上げ、ユーザーがモバイルデバイス経由で送金できるようにした。UPIは公共料金の支払い、友人間の送金、実店舗での買い物に利用でき、バーコード決済にも対応している。
インドの大手銀行の協力により、UPIシステムは開始から3年で1億人以上のユーザーを獲得した。今年10月だけでも取引件数は10億件を超えた。
タイムズ・オブ・インディア紙によると、UPIシステムはインド国内で目覚ましい成功を収めただけでなく、世界市場での展開も準備中だという。UAEやシンガポールのような国々がUPIを受け取る準備を進めている。
実際、NPCIは今年9月、UAEをUPIの戦略的国際市場のひとつにすると発表した。この決定は、インドがUAEにとって最大の貿易相手国であり、UAEがインドにとって第3位の貿易相手国であるという事実が影響している。二国間貿易は2020年までに1000億ドルを超えると予想されている。